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純喫茶オリンピアの喫茶記録帖


純喫茶オリンピアの喫茶記録帖







昭和39年(1964年)、東京オリンピック開催年創業の純喫茶オリンピア。

煌びやかな内装が美しい王級喫茶。柱には古代のオリンピックを彷彿させる銅版画が飾られている。


札幌駅から歩いて10分もかからない距離。近くには北海道大学、北海道庁旧本庁舎(道庁赤レンガ庁舎)など札幌を代表する名所がある。


階段には当時の東京オリンピックのポスターが飾られている。


何の関係もないかもしれないが、「札幌喫茶界昭和史」(和田義雄著、株式会社沖積舎、昭和57年)P57にも「オリンピア」が登場する。昭和12年(1937年)に開業し、当時は珍しい大型喫茶店だったと記録されている。その後戦争がはじまり、物資の不足で配給制が敷かれ、戦時体制が強化されていく中廃業に追われたようだが詳細は分からない。そしてこちらのお店とは関係があるかも不明である。また資料など探して調べてみたいと思う。








店内全体を見渡せる席にて。

地下にある喫茶店は隠れ家のようで心地よい。同じように、スーツ姿のサラリーマンが数名と店内の雑誌・新聞を全部制覇する勢いで長時間寛ぐ方もいた。


コーヒー(380円)はこちらも苦みが強く濃い印象。札幌で飲むコーヒーはとても美味しい。白いコーヒーカップとソーサーで提供される。


モーニングメニューは興味深い。

札幌の喫茶店のモーニングは、飲み物代込みのセットの構成が多い。そして何種類かから選べる。モーニングというとトーストやサンドウィッチのイメージだがオリンピアのモーニングはスパゲッティセットもある。価格はどれも500円前後。飲み物はコーヒー、紅茶、オレンジジュース。モーニングの時間帯(8:00~10:00)はドリンクのみ注文だと通常より価格が低く設定されている。「モーニングコーヒー」と書かれている。地元では見かけない。(前記事のわらびも同様であった。)


店内奥の席はボックス仕様となっている。壁は白樺の木だろうか、木々の絵が描かれていている。

※時間があれば後日新たにスケッチを加え、編集して掲載予定。


【参考文献】

・北海道喫茶界昭和史(和田義雄著、株式会社沖積舎、昭和57年)

・純喫茶オリンピア公式Instagram


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