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喫茶燐寸帖 02 喫茶都



 

 今日もまた、マッチをご紹介。どれにしようか迷うので保管箱を漁って適当に握ったものを。...これだ!えい。



02 喫茶都





 こちらは箱の状態で所有しているのでそのままの形で。

 雑記にて少し、城にまつわる名の喫茶店について触れたが「都」もそれに含まれるのではないだろうか。


 背景の部分は、緑色の手書きの字体で何が書いてあるのかとじっくりみると、「くるわまち三丁目」と書いてある。大体の場所は現在の大垣共立銀行の本店があるあたり。

 

 「忘れられないコーヒーの味」という文句はぐっとくる。喫茶都については詳細な情報がないため、ここのコーヒーの味が忘れられない人に出会えたらお話を聞いてみたいもの。

 一点気になるのはその横に押された印章。名前?のような気がするが後ろの「くるわまち三丁目」がやかましくて見づらい。篆書辞典を見て解読するしかない。

(解読できたらまた追記する。)


 背の部分には電話番号が書かれている。「もしもし」という表現はよくみられるが、かわいい。


 このマッチは譲り受けたものだが、非常に保存状態が良く、中身も綺麗に残されていた。



 頭薬部分が鮮やかな緑色。頭薬の色も個性豊か。昔はマッチが広告代わりであったからこのようなセンスの良いマッチは好評だったのではないだろうか。


今日は内容も薄く、非常に適当な締めだがまた次回。


 


 

 

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